当社の主な工事内容です。
調査工事
古い構造物の場合、竣工時の設計図書が無い場合があります。 その場合には非破壊調査だけではなく、鉄筋をはつり出し、鉄筋径や間隔を調査します。併せてコンクリートの中性化測定を行います。 手前のコアドリルマシンはコンクリートの供試体採取のためのものです。供試体を試験することにより、圧縮強度やコンクリートの状況を判断できます。
主な調査方法
- 打診調査
- ひび割れ幅測定調査
- 鉄筋かぶり深さ、位置測定
- 中性化深さ測定
- 鉄筋腐食調査
- コンクリートコア採取
剥落防止・中性化抑制工事
コンクリート構造物の劣化要因である水、酸素、塩分等外部からの有害物質の侵入、付着を抑制します。
剥落防止工法(タフガードQ-R工法)
ビニロンシートやガラスクロスなどを使用せず、「塗るだけ」でシート工法同様の剥落防止性能を発揮します。また補強層工程カットにより作業工程の低減を図ることができます。
耐震補強工事
鋼板巻立工
既設の鉄筋コンクリート橋脚に補強鋼板を巻き立て、橋脚の曲耐力、せん断力およびじん性の向上を図る耐震補強工法です。
炭素繊維工
炭素繊維シートに樹脂を含浸させながら接着して強化プラスチック化することで、不足する鉄筋量を補い、せん断耐力、曲げ耐力を向上させます。
鋼板補強工法に比べて資材が軽量であり、火気、溶接が不要です。
鋼板補強工法に比べて資材が軽量であり、火気、溶接が不要です。
吹き付け工(CBフープ工法)
橋脚既設柱を固定用鋼材と吹付けモルタルにより一体化させる柱部材の耐震補強工法です。